今回のコラムは欠陥構成についてです
理想としては開幕瞬時に味方構成の欠陥を発見し
補強もしくはコンセプトを固める
ピックをして欠陥を埋めるピックができるのが理想ですね。
目指せ構成マスター
欠陥構成とは
弱点が多く、コンセプトが曖昧な構成
頻出ワード
シナジー=相性の良さ
(例文)
「ハンバーガーとコーラはシナジーが良い」
欠陥構成について
野良でありがちな変な構成
例1
![](https://overwatch-navi.com/wp-content/uploads/2020/02/ab071ddb035a3a57f30dd7c478bdaa45.png)
解説
とんでもない構成です。
だれがどうみても意味の分からない構成ですね。
この構成の欠陥として
・盾割りなのかフランカーなのかわからない
・ヒーロー間のシナジーが少ない
・サポートがヒール以外で貢献しづらい
・カバー力が極端に低いため前線が崩壊しやすい
穴としては無限にあります。
しかしこの構成でもサポートを変えればシナジーがでるようになり
戦えるようになります。
モイラ→アナ
マーシー→ルシオ
こうするだけで
ロードホッグとリーパーの盾割りによって瓶による
プレッシャーを与えることができたり
ナノブ龍剣という明確な勝ち筋も完成します。
ルシオではスピードブーストによる盾割り後の詰めや
カバー少ないメインタンクのケア等
多くのシナジーを生むことできます。
メタサポートは偉大ですね。
例2
![](https://overwatch-navi.com/wp-content/uploads/2020/02/42cc2aa1616800ff461a7fb2a834ecd0.png)
解説
これは賛否両論わかれると思います。
構成としてはタンクはメタ構成のハルD
DPSはダイブ構成
サポートはマーシーとアナ
シナジーのある構成だと思いますが
個人的にはラインハルトの枠をウィンストンにしても
いいのではないかと思います。
理由としては前でキルしてアドバンテージをとれても
ルシオがおらずハルトが詰められないため実質5人
ウィンストンがいないため詰めたDPSが相手に狙われやすい
また逆に相手から詰められた場合にもルシオがいないため
ラインハルトだけ置いてけぼりになるケースが多発すると
予測を立てることができ、
強いところを伸ばし弱いところを埋めると考えると
ウィンストンを出したほうがダイブというコンセプトが固まり
構成的に強くなるからです。
まとめ
このようにぱっと見欠陥構成に見えても
少しの部分を変えるだけで飛躍的に強く見せることができます。
そのために大事なのは自分たちの構成の欠陥を見抜くということです、
・味方同士のシナジーはあるか?
・構成の勝ち筋は明確か?
・ファラが来ても大丈夫か?
考えるとキリはありませんがこのような欠陥を潰していくことが
安定した構成に近づくのではないかと思います。
安定だけを求めるならば全てに対応できるメタ構成を使えばいいのですが
メタ構成は柔軟な動きを求められるため
自分達の構成を見抜く力がないと
メタ構成を使っても思ったような勝ち方はできないです。
メタではないが強い構成
protectゲンジ構成
![](https://overwatch-navi.com/wp-content/uploads/2020/02/426d47d9c125dd18870788b712c769a9.png)
解説
名前の通りです、カウンターULTを溜めるのに時間がかかる今
ゲンジのULTを最速で溜め敵をばっさばさ倒していきます。
勝ち筋としては
・アースシャター
・サージ
・EMP
・龍剣(ナノ)
・阻害瓶
・ハックスピードブースト
かなり多くの勝ち筋があり
単体でも使えるため相手にカウンターの余地を与えません。
個人で暴れることもできますが、
ゲンジを全力で介護することもできるため
一度ハマれば相手はスノーボールから抜けられません。
DPSは火力よりは立ち回りを重視した動きが求められ
タンクは前線を張って味方の動きに合わせる立ち回りが求められます。
対策は、構成としての欠陥がかなり少ないため
相手より個人技や連携面がうまくないと
勝てないといったなかなかに理不尽な構成だと思います。
OWL並みに当てるマクリーやスリープダーツ等
メタ構成で対処可能ですが、対処にはそれ相応の技術が求められます。
弱点としてかなりの連携力/個人技を求められる構成です、
即席の野良で行うよりはPTで固めたほうが安定します。
害悪ダイブ構成
![](https://overwatch-navi.com/wp-content/uploads/2020/02/e5711c5e4a237e20d20b3437de6a6ceb.png)
解説
対策なしにやられてイライラするタンクコンビ1位です。
タンク自体はソンブラを出せば止まりますが
DPSが立ち回り系のプレイヤーだったらそうはいきません。
DPSが陽動しダイブ、タンクが陽動しダイブ
いろいろな方法でダイブすることができ
ソンブラだけでは止められないケースも多々あります。
強みとしてはウィンDダイブよりも相手に不快感を与えることができ
ウィンストンのジャンプでノックバック+シールド
ハモンドで浮かされ画面がめちゃくちゃになり
なにをされてるか理解が追い付かなくなります。
そこにドゥームフィストなんてやってきたら最悪です、
なにもできないまま殺されてしまいます。
対策としてはやはりメタ構成で対策が可能です。
またソンブラを出せば
相手がバラバラに動くダイブ構成ならば対策可能でしょう。
その他
あとがき
構成は深いです、深すぎます。
「メタ最強!メタ以外勝たん!」
ではなくなぜそのメタが強いのか、弱いところが何なのか
理解できていないと強みは出ません。
またOverwatch特徴として「構成」が大事なFPSです
基礎やAIMも大事ですが構成理解度もかなり重要となっており
構成理解度を深めると
・相手の構成の弱いところや勝ち筋
・自分達の構成の弱いところや勝ち筋
この二つを一瞬で見抜くことができますので
構成について考えれるようになると上達間違いないですね。
最後にかなり重要なことなんですが
コンセプトを固めると明確な弱点が必ずでます!!
ダイブ構成にするとリーパーやブリギッテがでてきたり…
コンセプトが固められてる構成程強いものはありませんが
動きづらくなったり相手のほうが有利ピックであれば
必ずピック変更できる癖をつけましょう。